ドキドキ

dollar ついに外貨両替をしてきた。世の中は円高で沸いていることもあり、ここがいいタイミングなんじゃないかと。このまま待てばさらに下がる事もあるのかなあ、なんて考えたんだけどその逆もまた同じぐらいの可能性があるわけでここは潔く換金してきました。銀行によってちがうんだろうけど、結構時間がかかるものだからなのか、普段とは違う所に通されてそこでやりとりするのね。ちょっと緊張しちゃったよ。
 ちょうど同時ぐらいに娘を連れたおばさんが僕の横の席に座った。僕は後は待つだけで暇だったこともあり、となりのそのおばさんの会話をきいてしまった。どうやらおばさんの娘が海外旅行に行くらしく、僕と同じように外貨両替に来ている様子。しかし、そのおばさんが銀行のお兄ちゃんに
「円高がまだ続く?」
「両替は今日より明日にした方がいいかな?」
「おたくより京葉銀行とか郵便局の方がいいかな?」
「あなた、プロとしてどう思う?」
という、銀行のお兄さんが困るような質問ばかりしていたのだ。僕は笑いをこらえるのに必死で、こりゃ聞かない方がいいなと思ったんだけど、誘惑に勝てずに聞き耳をたてた。どうやら娘さんはアメリカ以外にもイタリアにも旅行をする予定のようで、ユーロに関しての質問をこれまた繰り出すおばさん。たまりかねたお兄さんはヘルプを呼び、対応するスタッフが2名に増えたのがおもしろかった。
 それにしてもドルってオモチャみだいで、さわり心地も臭いも最悪。微妙なサイズ感もなぜか頭に来るよね。これが世界の基準になっている通貨だと思うとちょっとアレだな。
 話はこれで終わりではなくて、そのドルを事務所にばっちり忘れてきた。心配なので、夜中に取りに行くことに。こんな時間だからすぐだなあ、なんて思っていたのだが、案の定車が全然走っていなくてスイスイと進む。が、同じように思った人がいたのか、とんでもないスピードで走っているベンツが遠くの方がからこっちに向かってくる。そして微妙なタイミング、信号が変わる間際に交差点に進入。運悪く、しかしちゃんと信号を守って交差点に進入した車乗用車とそのベンツが衝突し、あまりにもスピードを出していたベンツはぶつかってもそのまま惰性で反対車線に突入。その時反対車線を走っていたのは僕です...。衝突の瞬間、両方の車の破片が飛び散るさま、そして向かってくる車がスローに見え、僕はとっさにハンドルを切りベンツをよけた。ベンツは止まることなく走り続け、よろけながらそのまま走り現場から去っていた。帰りに同じ道を通ったのだが、ぶつけられた車と警察が事故処理を行っており、そこにベンツの姿はなかった。忘れ物するもんじゃないね。
散財もの | comments (13) | trackbacks (0)
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