Tシャツ売ります。

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幕張で生まれた新チーム「Himealga」のオフィシャルTシャツを発表します。

丁寧な縫製と6.5ozのTouch&Go製
胸にdreamtimeとyukk6designスポンサーつき
サイズ M,L,XL,2XL
価格 2000円
今なら背面の首下にご希望の番号を入れることができます。
希望者はコチラでメールで注文ください〜
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すみませんでした。

 謝らなければなりません。書いたかどうかは覚えていないけど、おそらく僕はこの何ヶ月、いろんな場所でいろんな人に
「ベストキッドのリメイクの映画、面白いわけがないじゃん。主役がウィル・スミスのガキなんだぜ」
と言ってきたと思います。WEEDの練習後にその話をした覚えもあります。
 前作のファンである僕は本日、ついに見てきました。観るつもりはなかったんだけど、思わぬ時間が空いたことと、やっぱり気になることもあって意を決して観てきたのですが、非常によかったです!
 オリジナルの84年の「ベストキッド」が面白いポイントがいくつある。

・ダニエルさんはイタリア系の若者、ミヤギさんは日系人という、マイノリティが主役であること。逆に敵方が金髪だったりする。
・主人公は弱い。肉体的にも精神的にも。
・ダニエルさんとお母さんの関係が、思春期の男の子と母親のそれである。
・意味がわからない練習をずっとやらされても、信じて耐えることで師匠と弟子の絆が生まれる。
・武道を通して、格闘家よりも人間として成長する。
・ダニエルさんとミヤギさんは疑似親子。
・師匠にも弱い部分、過去がある。
・実は「いい価値観」と「悪い価値観」の対立がメイン。
・真の強さとは「自分から逃げないこである」というテーマ。

 新作ではこれらの部分を継承しつつ、新しい部分も多い。そして、前作とは違う部分をちゃんと説明している。CMのジャッキーが蠅をたたき落とすシーンがまさにそう。ミヤギさんは蠅を箸で捕まえるのだが、ジャッキーは蠅叩きを使う。違うキャラだからね、という説明である。

 母親の転勤で中国に引っ越す事になった主人公。親しかった友人たちとの別れ、知らない場所での知らない言葉、文化。逃げ場所もなければ、弱い所を見せて親に迷惑をかけるのも耐えられない・・。この時点主人公と僕との境遇があまりに似ていて心を捕まえられる。
 主人公は同級生のクンフーの使い手からいじめを受けることになる。異国で一人ぼっち、誰かに相談する事出来ず、見つからないように隠れたり、逃げたりする。怖さ、孤独。なけなしの勇気を振り絞っての仕返しをするも捕まり、リンチされそうな所でジャッキーに助けられる。映画はここからオリジナルに近い展開に入っていく。

 僕がこの映画がいまいちだろう、と決めてつけていたのは、主人公がウィル・スミスの子供だったからである。自分の息子を主人公に、それもジャッキーにクンフーを教えさせるという、スターの威光を使っての映画なんじゃないかと。あの生意気なガキが調子に乗ってんだろうなあ、と。しかし、これが全然ちがうのだ。まず、子供がクンフーをしているんだよね、ちゃんと。とんでもない特訓をしたであろうということがすぐにわかるし、演技もうまい。生意気そうなその顔も、クンフーを通して人間的に成長するという事に説得力を持たせている。ジャッキーもすごいういい感じに演じているし、映画全体を通しオリジナルに対するリスペクトも感じられる。
 余談ですが、僕と同じ列に座っていた男性がずっと泣きっぱなしで、つられて僕も何回も泣いてしまいました。オリジナルが好きな人は是非!
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