外国人が日本語を話すとき

 昔の香港の青春映画(たしか金城武が出ていた)で香港人同士が中国語でしゃべっているかと思ったら、次の瞬間には英語でしゃべったりするのがあった。混ぜ混ぜでしゃべっているのを見て、なんだろうと不思議に思っていた。全然返還前の映画だから、香港人はみんなそうなのかな・・。
 いつも驚くけど、韓国の芸能人が日本語を覚えるスピードってすごく早いよね。韓流ブーム以降、色んなスターが日本にきては営業をしているけど、カタコトだった日本語がちょっとの時間で成長しているのを見て、中々英語を話せない日本人と何かが決定的に違うんじゃないかと感じる。学習能力に決定的な差があるわけではないだろうから教育とかなんだろうけど。
 どんな学問でも、一番簡単なのは言葉だと思う。どんなバカなアメリカ人でも英語を話しているわけなんだから、誰にでも覚えられるはずなんだよね。小中と習っても話せないのは当たり前、というその価値観自体が間違っているのかな。
 小学校の時、クラスに中国人の同級生がいた。当時の僕らは午前中はスペイン語、午後以降は日本語を習っていて、その合間にちょっと英語があると言うシステムだった。僕らはその時点で将来的には三ヶ国語をしゃべれることになるんだけど、中国の同級生はその時点で4ヶ国語だったんだよね。中国語には色々とあるみたいで正確にはもっと多いことになるんだけど、それが全然特別なことじゃなかったんだよね、当時。今思えば4ヶ国語しゃべれるなんて天才児に思えるけど、それぐらい言葉って当たり前のことなんだよね。楽天とかユニクロが会社の中の言葉を英語にするニュースをきいて、ちょっとバカにしたり、笑う人が多いけど、そう特別なことでもないと思うんだよね〜。たしかに日本人同士が英語でしゃべっている姿はちょっと笑えるけど。
 
日々 | comments (14) | trackbacks (0)
calendar
<< August 2010 >>
SunMonTueWedThuFriSat
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
selected entries
categories
archives
recent comments
profile
others