矛盾

 管総理が広島と長崎で
「核廃絶に向けて先頭に立つ」
と言いながらも、同時期に他の場所で
「核の抑止力は必要」
と発言したことで、矛盾していることを突っ込まれている。僕個人は核の傘に守られながらも、唯一の被爆国として核の廃絶を訴えるのは矛盾しているとは思わないんだけど、どっちつかずな発言であることは確実である。あっちを立てればっこっちが立たず、その逆もまた同じ。そこは政治家としての腕の見せ所なんだろうけど。 広島や長崎の市長が非核三原則の法制化と核の傘からの離脱を訴えたり、核保有国の責任にも言及し、ハッキリとした姿勢を見せただけに、菅総理の発言は無責任にすら思える。

 僕は詳しくもなく、不勉強なので無責任なことは言えない。世界が非核に向かって歩んでいることは何となくわかるけど、その歩みは鈍いよね。そんな中では唯一の被爆国である日本の役割は大きいんだけど、長崎や広島と政府との温度差は大きい気もする。どの立場にもそれなりの理由と言い分があるのが当然だけど、何とかならないものなのかな。
 それにしても、こいう話を書くたびに全く上手くまとめる事が出来ない。でもそれは現実でも同じか。
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帽子

 夏だし、最近帽子に挑戦したいなあと思っていう。帽子といえば、今まではベースボールキャップとニット帽したかぶった事がないんだけど、色んな人の色んな帽子を見るたびに、色んなタイプがあるんだなあと思いながら、ちょっとかぶってみたいかも、と思っている。kinashi_cicle
こういう形の奴もいいな。ドゴールキャップっていうのかな。これは木梨サイクルのもの。
camoこういうの結構憧れ。戦争映画とかだと、デキるスナイパーが被っていたりする。
hatこれは敷居高いな。
straw黒い僕にはこれはいけるかな。
spkyle被るかどうかは別として、一番欲しいのはこれかな。笑
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熱闘甲子園

 「夏といえば恐竜だよね」って本当?という突っ込みを受けたので、今日は
「夏といえば高校野球だよね!」
というテーマで行こうと思います。そして高校野球といえば、テレ朝の「熱闘甲子園」です。その日に行われた高校野球の試合だけを伝えてくれる番組である。僕は野球は好きだけどひいきの学校もなく、そこまで興味があるわけでもないのだが、この番組を見るのは好きである。それは「熱闘甲子園」は野球の番組でありながら、
「野球はそこそこ、ドラマが出来るだけ大げさに」
という、もはやバラエティに近い内容なのである。そしてもう一つ最大のポイントがあるんだけど、それは
「負ける学校をメインに扱うことが多い」
って事である。普通は先に勝ち進み、もっと試合を見ることが出来る勝者をメインに扱うのが普通だろうけど、この番組は逆なのである。最後まで勝ち進む1校以外は全部負けるわけだなんだから、夢の途中で挫折を味わう方カメラを向けるのはある意味では当たり前である。夢や希望が散っていく様は美しく、遥かにドラマが多いらだ。うだる暑さの中、白いユニを真っ黒にしながらも力及ばずに泣き崩れる若者を「つまらない」と思う人はいないだろう。そりゃ数字が取れるわけです。でも、いつも思うんだけど
「熱闘甲子園のカメラがウチに来たってことは、俺ら負けると思われているのかなあ」
と選手は思うんじゃないかと。これでは精神的に影響があるかもしれないし、それこそ負けることに繋がるかも知れない・・。
 きっと両方を取材して負けた方を流すんだろうけど、最初に紹介される高校を見ながら、「ああこの学校負けたんだ」と思ってしまうんだよねー。
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よくぞここまで

 夏休みといえば恐竜だよね!今も六本木ヒルズで地球最古の恐竜展というのをやっていて、非常に気になっている。NHKで毎日のように恐竜についての番組もやっているし、子供たちの目に触れる機会も多いはず。
 
 今年は三畳紀の特集が多い。恐竜といえば普通は白亜紀がメインだけど、恐竜もワニ類も哺乳類も共存していた三畳紀もたしかに面白い。僕らが知っている恐竜といえば地球を我が物顔で闊歩している恐竜なんだけど、三畳紀の生態ピラミッドの頂点は実はワニ類で、哺乳類はもちろん、恐竜をも捕食していたのだ。当時のワニ類は陸上で暮らしていて、体の大きさも個体数でも恐竜を圧倒していた。ワニが恐竜にパクっと噛み付いていたわけだ。
 そんなサバイバル状況が激烈な時代でも、ヒッソリと暮らしていたのがこのエクサエロトドン。全ての哺乳類の先祖様である。
exaずんぐりむっくりという言葉がピッタリ来るこの動物は逃げ足も遅く攻撃力もなく、その時代では弱い存在だったのだが、爆発的に増えた哺乳類、そして人類の祖先である。でも、この体型、この顔、なんとなく
「かわいそう・・・」
って感じがしませんか?
「困っている」
って表情だよね。こんな顔のエクサエロトドンからモニカ・ベルッチやグレース・ケリーが生まれてきたとは思えない。進化というのは素晴らしいね。
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その前に

 この前Fリーグを見に代々木まで行ったときに久しぶりに電車に乗ったんだけど、帰りの電車を待つホームが外国人で一杯になっていた。成田に向かうであろう彼らは大きなバッグをかかえ、立ち話をしたり、座り込んでいる人もいた。きっと成田エクスプレスを待っていたのだろう。中にはタトゥーだらけのイカツイ風貌のやつも何人かいて、ホームは変な雰囲気に包まれていた。僕は彼らの存在が気になってずっと見ていた。もう少しで電車が届くというところで、60歳ぐらいのおばさんと2mはあるだろう黒人男性が同時に列にならんだ。非常に微妙なタイミングで、どっちが先かがわからず、2人は一瞬互いの動きをけん制しあったんだけど、すぐに黒人男性が「ドウゾ」と手を差し出した。それを受けたおばさんは逆に「いえいえどうぞ」と同じように場所を手で指した。譲り合いはしばらく続いたが、ついにおばさんが折れ、先に並ぶことになった。その時2人とも自然に笑い、おばさんの笑顔と黒人男性の笑顔が異様な雰囲気のホームで咲いた。それから2人は一言二言交わし、電車に乗りこんだ。まあ、日常によくある光景の一つだろうけど、僕はなんだか良いシーンを見れた気がしてなんだかいい気分になった。
 
 戦争だの平和だのとデカい話をしても、僕らは生きる社会って人と人の繋がりから出来ていて、何もかものがこの様な人間関係の延長で成り立っているんだよね。そしてそれは国、世界という単位でもきっと同じ事なのだと思う。小さな気遣い、小さな優しさ、礼儀。大きい話をする前に、大きいことを考えるまえに、そこから始めるべきかな。あのおばさんと黒人男性を見ながらそう思った。
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本日から

yukk6_design













始めます!こちらまで
安いよ〜。そこそこですけど。
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初観戦

f_league 初めてFリーグを観戦する。目当てはもちろん、
「フットサル界のメッシ?ロナウド?」
と呼ばれる名古屋のリカルジーニョである。@10と@25と待ち合わせ、会場に入る。想像していたよりも観客が多く、女性も多い。会場に入るまでに色んなメーカーから色んな販促物をもらい邪魔だなあ、なんて思っていたところを、会場の入り口でビニール袋をもらう。これって恒例なのかな。
 目当ての試合はすごく良い試合で、リカルジーニョをようするスター集団の名古屋vs地元の選手が多い北海道戦は、最後の1分で北海道が引き分けに持ち込む善戦。リカルジーニョも他の選手とはちがう「何か」を見せてくれて、満足であった。しかもなんといっても、開幕戦でもあるこの大事な試合の副審が我らが39さんであった!

 かねがね「見る」ことがイマイチ向いていない僕、選手達のアップを見ながら自分が蹴りたくなり、最初の試合の前半ですでに疲れてしまい、選手よりも39さんを応援。一試合目の終了とともに僕も一試合戦った気分。いつも思うけど、見ることのほうがプレイすることよりも疲れる気がする。

 真面目な感想としてはフットサルのはコンテンツとしても、興行としてもとても良く出来ていると感じた。試合と試合の間のイベント、販促物、ASICSのブースにも人がたくさんいて、フットサル愛好者ってこんなにいるんだ、と本当にビックリ。2000円というチケット価格も妥当だと思う。欲を言えばピッチとスタンドの距離がもっと短い会場でみたいかな。
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平和

 広島の平和記念式典にルース駐日大使がアメリカを代表して出席した。オバマの核廃絶活動の一環、ヨーロッパやアメリカ国内へのパフォーマンス、日本に対する政治アピール。初めての出席の要因はいくつもあるだろうけど、間違えてはいけないのは、「原爆を落としたのは間違いであった」「謝罪」ではないってことだよね。

 あまり知られていないけど広島、そして長崎の二カ所で被爆した人たちが何人かいる。二重被爆である。広島で被爆し大きな火傷や怪我を負いながらも家族に会うために長崎に移動し、そこでも被爆した人たちである。二重被爆をテーマとした映画もあるんだけど、二重被爆者同様あまり知られていない。最近では「アバター」や「タイタニック」のジェームズ・キャメロンが二重被爆者に会い、彼らをテーマとした映画を作る話もあるが、実現は微妙である。

 この話を聞いたとき、僕は彼らが感じたことを想像してみた。広島でこの世のものとは思えない地獄を見て、命からがらで逃げ戻った長崎でも同じものに遭遇した人たちは
「日本中がそうなっている」
「世界中がそうなっている」
「この世の終わりだ」
と思ったにちがいない。その時の絶望感といったら、説明もできないぐらいのものだろう。二重被爆があまり認知されていない原因の一つには、本人たちがかあまり語りたがらないということがあるんだけど、全然納得できる。どんなに言葉を尽くされても、本当の意味での理解はきっと無理に違いない・・・。

 今回のアメリカ大使の対応はパフォーマンスだったとしても、僕はそれで全然いいと思っている。核のない世界が幻想だったとしてもしかたない。厳密には「保有数の減少」であって、「廃棄」ではないしね。でも、それでも声高に「反対!」って叫ぶことが必要なのだと思う。思えば「戦争は良くない」、「戦争反対」を誰もが堂々と叫ベル様になったのは最近のことだしね。2000年もの間戦争を繰り返してきた人類がここに来て気付いたわけだから、進化していると言える。
 この世界が平和になる日がくるかどうか、追えば追うほど逃げていく陽炎のようなものだろうけど、いつか掴める日が来ることを信じている人たちはいる。戦争体験者でなくても、戦争で家族を亡くした人でなくても、戦争を知る世代でなくても、いるはずである。そいう人たちが一人でも増えれば、不可能はないよね。
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奇跡

 今回のW杯でアルゼンチンが負けた夜に、それを言い訳にしてnikeIDデビューしたことは前に書いた。今思えば論理的な言い訳に全然なっていないよね。あれ以来ずっと商品の到着を首を長くして待っていたけど、ついに家に届いた。アメリカ組み立てでそのまま発送だから、本当に来るのか不安だったけど、無事到着した。はじめから時間のかかるものである事は覚悟していて、心待ちにしてはいたけどイライラすることもなかったし、途中で「遅くなりそうです、ゴメンナサイ」メールも来ていたいので、いざ到着した時はとてもうれしかった。そしてさらに嬉しかったのは、タイムセールで安くゲットしたNIKE LUNAR REJUVEN 8と同時に届いたんだよね。nikeid夜中に家に帰って荷物が二つ届いていることにテンションが上がり、翌日の準備もせずに試着しまくり。楽しかったです。それだけの話です。
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中国人の買い物

 最近よく、中国の買い物ツアーがすごい、と言った内容のニュースを見る。バブルを謳歌する富裕層が集団で日本にきては、アレもコレも見境なく買っていくアレである。家電製品はもちろん、日本制の化粧品、米、そして意外な所ではお菓子が人気だとか。特徴は何を買うにしても10個単位で買っていくってところで、持ちきれないぐらいの袋を下げて帰りのバスに乗り込む様子は一種の風物詩になっている。売るほうも中国語が出来るスタッフを待機させたり、専用の売り場を用意したりと工夫をしている。
 全ての映像に共通しているのは、中国人のこういった様子を面白おかしく紹介しているところである。店員に無理難題を言っていたり、子供が行儀の悪いことをしている所を流してたりと、ちょっとした上から目線なんだよね。その映像を見ながら、意地悪な視線で見たくなる感覚はなんとなくわかる気がする。我先にと買い物に必死になっている様子はちょっと滑稽なんだよね。でも、思えばこの姿って十数年前のバブル時の日本人と全く同じで、当時は海外で金を使いまくる日本人にも同じ視線が向けられていたのだろう。
 映像をちょっと意地悪な角度から製作してしまうその裏に、ちょっとした嫉妬心があるのだと思う。外国人が自国に乗り込み、金にものを言わせてアレコレと買いまくるのは気持ちのいいことではないんだよね、きっと。もちろん、金を使ってもらうのは大いに結構だけど、気分的にはちょっと、という感じなのかな。まあ、どっちにしろ金の力ってすごいなあと、あの映像を見ながら思うのである。
 
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