マナー2

 昨日の話とは全く逆ですごく礼儀正しい人を見ると、心のそこから
「このオッサンカッコいいなあ」
と思ったりする。自分の孫ぐらいの年齢のスタッフに敬語でしゃべったり、ちょっとしたことでも「ありがとうございました」と丁寧なお辞儀をされたりすると、このオッサンみたいになりたいと思うのである。

 詳しくは知らないしあまり聞いたこともないけど、こういうマナーがちゃんとできることを「粋」と称した時代があったんじゃないかと思う。他人に対し優しく、自分に対し厳しく、正しくあろうとする時代がきっとあったんじゃないかと。その考え方でいうと、僕がそれを出来ている人見てカッコいい!と思っているようではいけなくて、「当然だよね」と思わないといけないわけだ。

 最近の若者はダメだ、とか最近のオッサンたちはだめだ、という考え方に僕は賛成しないのは何度も書いてきた。なぜなら、どの時代の若者もオッサンたちもダメだからである。20年もすれば若者はオッサンになり、新しい若者のことを
「最近の若者はダメだ」
といい、その若者たちは
「最近のオッサンはだめだ」
なんて言うのである。多分これは永遠に繰り返されるダメダメループなんだよね。つまり、時代に良いも悪いもなく、その時の若者やオッサン達にも良いも悪いもなく、いつだってみんな
「適度にダメ」
って事になるのかあ。
 色々考えすぎて話がまとまらないけど、自分を格好悪く思いたくないという捻くれた考え方でもいいから、礼儀正しくありたいと思う。
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