our last days

　ベッカムがアキレス腱を切ったしまったニュースを読んで、寒気を感じた人はいないでしょうか。特にフットサルをしている皆は、想像も出来ないけど想像出来ちゃうような…、想像したくないような、なんとも言えない気持ち悪さを感じたと思います。僕は足首の怪我で痛い目にあっているので、ああいう思いは二度としたくないと思っている。それは、もし、また起きてしまった日には精神的に乗り越える自信がないからである。

　前にも書いたけどベッカムはメジャーリーグでやって、そのオフにセリエで蹴って、ここ2年通してオフなし。それは最後のチャンスになるであろうワールドカップに出場するための事で、ここに来てのこの怪我。全治は6ヶ月で、あと3ヶ月に控えたW杯への出場は絶望的。年齢を考えると、このまま引退も考えられる。僕はファンでもないけど、イメージとは全く違う頑張るその姿に見て応援していたのでショックである。
　思えば2002の大会直前にも怪我をして出場を危ぶまれたが、脅威の回復力でなんとか出場を果たした。その時に話題になったのが酸素カプセルだったっけ。

　プロ選手だろうが、周りの誰かだろうが、チームメイトだろうが、怪我というのは本当に痛い。本人も痛いし、周りの人も自分のことの様に痛いと思うものである。趣味の延長である僕の人生の中でも怪我は大きショックだったのに、比べ物にもならないベッカム選手のフットボール人生の中で、しかもこのタイミングでの選手生命に響くような怪我。どれほどのインパクトを持つものなのか、想像もつかない。
しかもこの試合で顔も蹴られているんだよね。イングランドには「御祓い」的な発想はないのかな。