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 若い頃の旅は絶対にした方がいいと思う。そこで得た経験は必ずその後の人生で活きるし、何よりその人生自体を豊かにしてくれる。僕はそう信じてはいたが、(今もそう信じている)これと行って全く旅をしたことがない。海外もなければ、国内もない。06年の2月のこのブログでいつか紹介したように、行ってみたい場所はたくさんある。

● スミソニアン博物館
● 大英博物館
● カイロ博物館
● シチリア島のカタコンベ
● シュヴァルの宮殿

等々。死ぬ前には絶対に見たい、とは思っているが、心の中では恐らく無理な事である事もなんとなくわかっている。この先の人生が長いとわかっていても、なんとなく行かないだろうなあ、と感じている。
 僕に今の生活を全て捨て、会社を辞めてでも行くという覚悟があるのならまた別の話だと思う。旅というのはそれぐらいに大変な事で、金銭的・時間的な縛りがたくさんある。だからこそ行く価値が絶対にあると思うのだけど、金・時間以外にも勇気が必要である。
 僕が言う「旅」というのは「観光」とはいささか違うものである。もちろん、その国に住み着くとか働くという訳でもない。「観光」というのは期限が決められた中での旅で、帰る元がある事を指している。途中休憩という意味合いがある。旅というのはもっと曖昧なもので、期限が決められた中での移動ではないんだよね。残念ながらこんな旅が出来る人は限られていて、その中に僕は入らない。残念だけど、本当にそうなんだろう。行きたいと思っている内にもう行っちゃっている、という人ではないんだよね。

posted by @6 : 11:39

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