2007/7/24 火 | 2007.07
ワンセグ
一人暮らしをしていたときに、家に帰ってから最初にとる行動はTVをつける事だった。見ていなくても付けっぱなしにする事が多かった。後に聞いた話ではこの癖はいい事は言えず、沈黙を殺すことで寂しさを紛らわせている、という意味合いがあるのだそうだ。
現在ではどこでもTVを見れるという「ワンセグ携帯」があって、なんだか非常に怖い。普段の生活における人々のTVに対する中毒度はとても高い様に感じるからである。「持ち運べない」事がTVを普段の行動と引き離す唯一のバリケードなにのに、これが携帯できるとなると生活が一変しそうで怖い。見たい時に見れる、なんて状態になったら絶対に見てしまうし、時間をつぶすのにTVはもってこいの存在だから、TVを見る時間は絶対に増える。何かをしていた時間がTVを見る時間に変わるのはなんだか危ない気がする。
何も考えないでいいというのが一番の怖いところで、本を読んだりして使っていた頭をより使わなくなると思うと、もしかしたら凄く危険な事なんじゃないか?という気もする・・・。
Comments