2007/7/3 火 | 2007.07
U-20
若さとは不思議なもので、ノリというか、勢いというか、ちょっとしたキッカケで何事も大きく変化する時期である。昨日のU-20の試合はまさにそれで、若さというのは凄いな、と思い知らされました。
日本のサッカーは停滞期に入っている。アジアでは勝つけど、世界ではさっぱり、という最近の流れは来るべくして来たものである。ある程度のレベルまで上がるとより上のレベルが見えるもので、
「ここまで来たけど先は長いな」
と誰もが思っている。これは決して悪い事ではなく、むしろ良くココまで来た!と喜んでいい所なのだが、先に事を思うと「・・・・」となる事は当たり前である。
そんな流れの中で昨日の試合は浮いているとしか言いようがない。
「相手のミスを突いたら上手くいっちゃった」
「チャレンジしてみてらうまく行った」
「上手くいったから楽しくなって、また点が入った」
「俺ら強いんじゃない?」
「とりあえず決めていたパフォーマンスをやった」
「案外ウケた!」
「調子にのってまたやってみた」
「ちょっと無理かな・・・、ってシュートが入っちゃった!」
という、最近の日本サッカーにないイケイケな展開は痛快である。そう、イケイケ!なのである。
もともとU-20の選手はあまり知らない。外見だけ見たら
「?」
「・・・・・・」
「あの子大丈夫?」
となると思う。ましてゴール後のパフォーマンスを見てしまった後では
「本当に大丈夫か?」
「これは放送していいのか?」
と思ってしまうけど、こういったノリの良さ、度胸の良さ、何も考えていない所がいいのかも知れない。ゴール後のパフォーマンスの映像は恐らく一生ついて回るだろうからこの先恥ずかしい思いをするかもしらないけど。
Comments