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I have a dream

 共和党を支持していわけではないけど、僕はマケインもありじゃないか!と思っていた。マケインの政策や思想は良く知らないけど、そのあまりにも魅力的過ぎる人間性だけでオバマよりはマケインがいいかな、なんて思っていた。もちろん何の知識も責任もないただの意見なんだけど。そして、オバマが30馬身ぐらいにリードしていても、マケインが最後に鼻の差で勝つんじゃないか、と密かに思っていた。その理由はただ一つ、オバマが黒人であるから、だけである。
 初の黒人大統領が生まれたのは歴史的な出来事である。事前調査ではオバマが絶対に有利、もはや勝負は決まった、という感じであった。が、外面は「黒人に投票することに抵抗はない」という白人の多くは、いざ投票となるとやっぱりは白人に票を入れる傾向がある様で、世論はあてにならないのだ。そしてこの差別の壁はどんな気高く誇り高い精神よりも高かったりする。海外に住んだことのある人、すごしたことのある人は感じたことがあるでしょう。差別には論理的に正しいとか間違っているとか、何が正解で何がまちがっているとか、そんな事は関係ない。差別は空気と同じようにただそこにあって、そしてそこにあるだけでその威力を発揮する。一時期流れたオバマ暗殺の噂こそ差別に対する恐れから生まれたにちがいない。そういうことがあって、最後にはマケインかな、なんて思っていたのだ。
 しかしフタをあけて見たら、ド本命のオバマ当選。障害を乗り越えてオバマが大統領に選ばれたということは、アメリカがよっぽど追い込まれているということなのだろう。僕らが想像するよりも状況は厳しいのかもしれない。でも、例えそんな追い風に乗った結果であったたとしても、最後まで差別に負けずに勝利を掴み取ったオバマの後ろ姿に希望を感じさずにはいられない。なんせアメリカが建国前から苦しみ、そして未だに一度も勝てなかった「差別」に(今だけかもしれないけど)勝ったんだからね。アメリカが掲げる理想が一つ形になったのだ。そしてそれは、他の理想をもかなえる事は可能であるということを示している。イマイチ実感しにくいけど、オバマが当選した瞬間歴史は動いた一瞬である。幸運にもこの時代の変化を体感できた僕らは、長生できればこの話を誰かにすることになるかも知れない。
 
 世の中の誰もがアメリカを嫌っているけど、それと同時にアメリカに憧れている。それはアメリカが掲げた自由・平等・民主主義を羨ましく思い、そして一向にそれを実現できないアメリカに落胆しているのだ。

オバマTシャツは良くみるけど、マケインTシャツないかな。

posted by @6 : 15:18

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