2008/11/19 水 | 2008.11
背に腹は・・・

なんと、来シーズンからJリーグのチームの胸に酒類の商品名が入れる事が解禁された。海外リーグでは当たり前の様にビールメーカーや酒メーカーがあるので、思えば今までなかった事が逆に不思議である。ヨーロッパはHeineken、アルゼンチンはQUILMES、メキシコはCORONA、SOL、タイのCHANG、イングランドはCarlsbergと、サッカーとアルコール類の会社との愛称は良く、付き合いも深い。
ロッソ熊本がJ2に上がる時に、胸に入ってた「白岳」を自粛した事あった。おそらくこの事件が今回の解禁の元になっていると思われる。当時の自粛の理由は
「酒の名前が子供たちの目に入ることはいいことではない」
という事であった。アルコールや、年齢制限が伴う商品のロゴをユニフォームに出すことは自粛すると、理事会で合意されている様で、常識であり、その時はたいして話題にならなかった。今回は各クラブの金欠もあって、泣く泣くの解禁になった。一応、ユースなどの下部組織や子供用レプリカのユニには入れない事になっている様だ。
スポンサーというのはその時代とリンクしているもので、一時期は.com系の企業が増えたり、カジノ系の企業が多くなったりと、その時代を映す鏡でもある。が、この「子供の目に好ましくない」的なスポンサーを敬遠する動きは昔からあって、
「金は欲しいけど建前も大事」
的なせめぎ合いはずっと続いている。ロッソ熊本の「白岳」は地域密着の象徴でもあって、非常にいい感じだったので自粛になった時は残念に思ったことを覚えている。
TVCMで嫌でも見ているのに、ユニフォームのロゴを自粛するのはあまり効果的なことでは無いだろう。この問題の根源はクラブの面子であって、スポンサー企業の良し悪しではない。代表のジャージや練習着にでっかくKIRINって入っている事だって、誰も気にしていないしね。
というわけで解禁である。おそらく懐が寒いチームから胸に酒類に商品がはいることになるだろう。ユニマニアとしては倫理観はどうでも良く、デザインが良いかどうかだけが気になる。
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