2007/8/23 木 | 2007.08
「24」のあの広告はどうかと思う
どんな人気TVシリーズでも長くなればなるほど、その人気は時間と共に低くなっていく。そしてそれは大人気シリーズ「24」といえども例外ではない。「ドラゴンボール」が強さのインフレになっていったように、TVシリーズだって前シーズンを越えないと人気を持続できない。そのためアメリカは大統領暗殺、核爆弾、細菌テロ、原子力原発テロ、とありとあらゆる危険にさらされてきた。もう次に何が起きても不思議ではない。ここまで来ると何が起きても驚かないよ〜。となっているのが「24」である。
今度日本に上陸する「24 第6シーズン」の評判はすこぶる悪い。要因は上に書いた事、そして数カ所の出来事をリアルタイムで描く手法にもはや意味が無くなっている事。画面を分割して同時進行のストーリーを説明する手法は放送開始の当初は革命的でもあったけど、現在ではもう飽きられてしまった。CMの様にいつまで経ってもジャックは死なないし、周りは巻き添えだし、事件が全てジャックの周りで起きている。周りが死人だらけの名探偵コナンみたいなものか。そこら辺のお約束を租借した上で楽しむ事が出来るのが真のファン。アメリカにはそんな人は少ないのかな。
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