2007/8/31 金 | 2007.08
野球vsフットボール
小学生の「将来なりたい職業」のno.1がフットボール選手であった頃はとっくの昔に過ぎ様だ。Jリーグバブルの頃は
野球は時代遅れ = フットボールは新しい
野球選手のファッションはヤクザ = Jリーガーはオシャレ
野球は国内だけ = フットボールは世界規模
と言われたものですが、その空気は時代と共に変わり、やっぱ野球が一番じゃん、という風潮になっている。事実野球選手の方が年俸が高いし、契約金だってあるし、裏金だってあるし、1流Jリーガーよりもドラフト1位の方が金をもらっているという悲しい事実があります。1軍と2分を行ったり来たりしている選手でも1千万以上もらっているのはザラ、フットボール界には到底真似できないスポンサーの力があるのです。これはもちろんスポンサーと企業・チームとの長い付き合いの中で出来上がったものなので、言ってみればプロスポーツでは野球は大先輩なのである。
しかし、問題は歴史や金ではなく、サッカー選手と野球選手のどちらがアスリートとして優れているか、である。「スポーツ選手no.1決定戦」などをみると、野球選手の身体能力の高さに驚く。実際プロ野球選手の方がガタイが良く、ごつかったりする。フットボール選手のインタビューを読んだりしていると、
「野球選手がサッカーをしたら大変な事になると思う」
と発言している選手も多い。トップレベルともなれば、どうなるかは分からないけど、身体能力が高く、若い人の第一選択はやっぱり野球なのでは、という事になる。
ブラジルやアルゼンチンでは選択肢なんてないので、ちょっと運動できる奴はすぐにフットボールに行く。そこでダメだった奴がバレーボールやバスケに行く事を考えると、ブラジルのバレーボールの強さは何なんだ?という疑問が沸いてくる。ま、さすがに全員がサッカーでダメだった奴らという事ではないとしても、身体能力の差というのはそれほど大きいという事になる・・・。
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