2007/8/27 月 | 2007.08
女子スポーツの悲しみ
一向に盛り上がらない世界陸上。織田裕二だけがハイテンションで突っ走っているが、それもこのままではいつまで持つか分からないぐらいに静かである。か、それとも僕の周りだけかな?テレビで陸上の放送をやっているとすぐにチャンネルを変えるぐらいに僕は陸上競技に全く興味がないので、ただ単に情報をスルーしている可能性もある。
とにかく、その世界陸上の宣伝番組みたいなものをチラっと見た時に不思議に思ったのは、女性アスリートのビジュアルをウリにしている事だった。視聴率をとってナンボのテレビ局からすれば当たり前の事。興味を引くネタを使わずにはいられない。が、これは微妙な問題で、記録という分かりやすい尺度がある競技に、女性アスリートの外見をアピールする事は、ある意味ではその記録を無視する事になって、記録(実力)い以外の尺度を持ち込む事になってしまう。実力のある女性より、顔のキレイな女性の方が優遇されるようでは、競技の意味がなくなるのだ・・・。なんて事は女性人権団体がいいそうなセリフである。事実、浅生美和の事を知っている人は多いけど、ビーチバレーの日本代表を知っている人は少ない。悲しいかな、本当の事である。
これが良いこと悪いことなのかどうか、イマイチ良く分からない。女子サッカーの澤選手が沢尻エリカなみに可愛かったら、おそらく女子サッカーの取り上げられ方は全然ちがうだろうけど、だからと言って澤選手の素晴らしさは変わらない。また、女性スポーツへの弊害になるとも思わない。それを逆手にとって金を集める国だってあるし、ヌードになったサッカーチームもあったよね。
ま、忘れてはいけないのは国際大会に出るぐらいのアスリートというのは才能、運に恵まれ更に努力を重ねているわけで、普通に人にはない「輝き」は絶対にあるハズ。喜怒哀楽を前身で表現したり、はじけるような笑顔、悔しい涙を見せる人物は誰でも輝いて見えるハズ・・・。フォローになっているかな・・・?。
という事はプレイ中の僕らもある程度輝いているハズか。どうだろう。
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