2007/8/24 金 | 2007.08
テヘ ちょっとやりすぎちゃった
アダルトメーカーが強制捜査を受けている。容疑ははわいせつ物頒布で、DVDの画像修正が不十分であるという事らしい。つまり、モザイクが薄すぎる、という事である。現時点では僕の所には3社の名前が来ており、それらの会社の商品を下げるよう指導を受けている。商品にはちゃんとビデ倫のシールが貼られており、普通に市販されていう商品であるので、もしかしたらこれから大きな話題になるかも知れない。
ビデ倫とは「日本ビデオ倫理協会」の事で、ビデオの普及ととも出来た団体である。歴史は古く、1972に発足している。これまでに発売されているアダルトソフトのほとんどはこのビデ倫のお墨付きをもらっている。レンタルビデオ業界ではビデ倫加盟メーカー以外のアダルトビデオを取り扱わない傾向が強かった。
これに対抗してできたのが、メディ倫「メディア倫理協会」である。その背景としてはビデ倫の審査の曖昧さ(基準が不明確)、時代遅れ感である。メディ倫を立ち上げたのはインディーズメーカーで、現在ではメディ倫の方が優勢にたっており、ビデ倫は業界では評判は悪い。ビデ倫は警察の天下り先としても有名で、評判の悪さもそういう所から来ているのだろう。
で、今回の強制捜査である。老舗でおまけに警察の天下り先に警察自ら捜査を入れるのは不思議な出来事の様だ。ではなぜに今回強制捜査が入ったのか。それはこれから先も天下りを受け入れろよ、と言うことなのではと言われている。近々天下りを阻止する法案が通過する事は決定事項なので、それを踏まえての脅しを込めた行動の様だ。どこまでが真相かは分からないけどね・・・。
Comments