2009/1/2 金 | 2009.01
変化その2
実は最近、僕の散財の原因の一つである「スニーカー熱」が影を潜めているのです。
「最近のモデルで好きなものがない」
「死ぬまでの分はすでに買ってある」
という大きな原因がありますが、
根底にはおそらく、
「自分が欲しいと思っていたものをほとんど手に入れてしまった」
という満足感みたいなものがあるのだろう。
中坊の頃にAIR MAX1と出会い、20歳の頃にスニーカーバブルを体験したものの、一貫して貧乏で買えないという境遇に苦しんだ僕は社会人になってからこれでもか!と買ってしまった。そして今思えば買うというその行為に
「あの時買えなかったから」
という恨みに似た感情を晴らす意味もあったのだろう。色々と買いながらも心の中では
「あの時買えなかったモデル」
をずっと求めていたのだ、きっと。それさえ自覚していればそれ以外のものは買わなくて良かったんだろうけど、自分の求めているものを冷静に分析できる人間だったら最初から履くつもりのないスニーカーなんて買わないのである。人間気づくときは常に「遅い」のである。
AIRMAXのGRAPEも買い、POMPFURYも買い、AIRMOCはほぼ全種類揃えた。そして昨年、ずっと探していたけど心の中で諦めていたFOOTSCAPEのMYSTIC TEALをついに発見、そして買った。その時点でおそらく僕の心の記憶の穴が埋まったのかな。 でもまあ、物欲にはバイオリズムがあって、来週には@14と今度のコンバースの新作についてあーだこーだ言っているかも知れません。やっぱり説得力なし!
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