2008/7/3 木 | 2008.07
手紙
思えば手紙をもらうというのは素敵な事である。書いてある文を読みながらアレコレと考え、書いてくれた人の姿を想像してしまう。ちょっとアブナイ気もするけど、相手のことを思う、そこに手紙にはあってメールにはない温かみがある気がする。綺麗な字になるように、紙が変な方向に曲がらないように、しわがつかないように。紙と向き合い、相手の事考える。書くという行為は自分自身と向き合う事でもあって、相手への気持ちを通して自分を知る。
どんな文章でも結局は言葉の組み合わせに過ぎない。それは偉大な文章だろうが、街の落書きだろうが同じだけど、誰かに向けて書いたものにはある種の気持ちが宿る。よく「行間に書いてある」なんていうけどそういう事なんだろうな。
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