2008/12/8 月 | 2008.12
夜中に蟹
昨日の深夜、足首に氷を当てようと冷凍庫の引き出しを開けゴソゴソと探していたら見慣れない袋を発見。開けてみたところ、グロテスクな生き物らしい何かが出っ張った小さな目で僕を睨んでいた。夜中、暗いキッチンの中、見慣れない何かの異様な形に飛び上がる僕。その生き物(?)は体こそ小さいものの大きく発達した足が何本も付いている上、体にたくさんの突起があった。動いてはいないけど、アイツは完全に僕を睨んでおり、凍りついたアイツと同様、僕も動けなかった。
そういえば親に頼まれインターネットで頼んでおいた蟹が届いていたのだ。何やら最近では商品とはしては出しにくいけど中身には全く問題のない、足がちょっと折れていたり、欠けていたりする「ワケあり蟹」というのがあって、これが安いとの事。母がどこで聞きつけたのか、僕に注文を頼んだのだった。そして最近ではこの「ワケあり蟹は」人気が出すぎて、本家の蟹はあるのに「ワケあり蟹」がない!という逆転現象まで起きているらしい。
思えば蟹というのは変な形をしている。冷静になって見てみるとこの世のものとは思えない形をしている。体よりも大きい足、そして変な目。何がどう進化すればそうなるのか、まったく意味が分からない生き物である。宇宙から来た生き物として紹介されてたら信じてしまうに違いない。最初に食べた人はバカかよっぽど勇気がある人にちがいない。
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