2008/6/11 水 | 2008.06
久しぶりに
久しぶりに両親と食卓を囲む。この年になって両親と接する時の恥ずかしさや照れというのはもうないが、いかんせん何ヶ月ぶりの事なので、なんだか落ち着かなかった。ま、そこは家族のことなので、特にわざとらしく話し合う事もないけど、まあ何ヶ月もなかった事だから楽しかった。
僕は両親のことが好きである。どの息子も心の中に両親に対する愛情というのは小さくともあるので当たり前だと思うけど、まあ大きな声で言えるぐらいに好きである。
どの夫婦も一筋縄ではいかないドラマを持っているだろうけど、僕の両親程波乱万丈な人生を送ったカップルはいないだろう。国籍の違う二人であるだけで特別なことなのに、全てを捨てて永住までしちゃっているので、本の2,3冊は書けるだろう。二人が生きた時期も厳しい時代で生活は楽ではなく、差別やしなくてもいい嫌な思いもしただろう。そんな時代を、僕を含む3匹の子ザルを抱えて走った事を思うと誇らしく思うとともに、どこにそんなパワーがあるのだ?と不思議に思う。ま、どこから見てもただのオッサンとおばさんだけど、この二人が支え合い生きてきたんだよなあなんて考えると、やっぱり人って強くあるべきだなと、互いにためにね。
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