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善と悪

 非常に残念で尚且つ怖いことではあるが、この世に憎悪や狂気が悪意はたしかに存在する。そして僕らは最近それをニュースの映像の中で見ている。
 特に最近ではそういったニュースが流れない日というのはなく、僕らはそういったニュースが多いなと感じながらも、心の中ではある程度の慣れが生まれていて、実は鈍感になっている。
 それでもビルに飛行機が突っ込み、誰かが誰かを殺し、どこかの国には過酷な環境で苦しむ人たちを見る度に「悪意や憎悪や狂気」の存在をしっかりと認めざるを得なく、その横顔を覗き見る度に得体の知れない不安が心の中を満たしたりする。「悪意や憎悪や狂気」はたしかに画面の向こう側にあるのだけどその目はこっちを向いてて、その視線は僕らの内なる「悪意や憎悪や狂気」を見つめている。誰の中にも悪の部分があるのであって、誰一人例外ではない。
 ま、一応性善説があるのだし、例え誰もが悪意を育てていようと、犯罪者と普通の人の間には簡単には埋まらない溝がある。おそらくそれが世界を回している原動力であり、俗に言う「希望」ってやつだろうね。

posted by @6 : 22:31

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