2008/6/27 金 | 2008.06
字は人を表す
秋葉原の無差別殺傷事件の犯人が書いていた文章がたくさん紹介されている。携帯サイトの掲示板に何回も書き込みをしていたようで、その文章を分析しながら犯人がどんな人物なのかを知りたいようだ。知りたいとはいいつつも、
「普通の人である自分との決定的な違い」
をさがしているんであって、犯人を理解したい、ということでは決してない。
書いた文章でその人を理解できるかと言ったら、ある部分での理解は可能だろう。誰もが自分のボキャブラリーの中から知っている言葉を組み合わせながら文章を書いているからだ。書いている人の知っている事は出るが、知らないことは出てこないので案外正確な分析ができるのかしれない。しかし、非常に危険な気もする。自分が書いたもので自分自身が判断されるとならば、この僕はいますぐに手錠をかけられてもおかしくないじゃないか!。ここがイギリスだったらおそらくすでに監視されているだろうし、アメリカだったら玄関の外で武装した警察が待っているかもしれない。すごーく昔の記事でナイフはいいよね、みたいな事も書いたし。
僕を知っている人は
「たしかにアイツは変だけど、ま、そこまではしないでしょ」
と思ってくれてると思うけど(希望)
そうでない人はいい印象ではないだろうなあ、と、テレビに犯人の文章が映るたびにちょっとビビッている僕です。表現の自由万歳。
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