2008/6/1 日 | 2008.06
たばこ
映画の常套手段として、こういうのがある。電柱の影に刑事が隠れている。刑事は向かいの建物の窓から目を話さずに、たばこに火をつける。
相変わらず刑事は窓を見ている。そしていつの間にか足下にたくさんの吸い殻が落ちている。落ちた吸い殻の数で時間が経った事を説明しているのである。
実はこういったシーンが最近映画やテレビではほとんど見なくなっている。特にTVでの喫煙シーンはほとんど皆無だと言っても過言ではない。いつのまにかタバコは誰もが悪だと思う存在になっているのだ。僕はタバコを吸わないけど、タバコが持つ記号としての格好良さはあると思っている。表現としての喫煙を規制、もしくは自主的に規制するのはなんだかおかしい。
今日、出勤途中、ガソリンの値上がりにビビリながらタバコの事を思った。タバコの「害の部分」がクローズアップされ、社会から締め出されるのはすごく早かった事を思うと、ガソリンを使う乗り物が規制されるのはそう遠くない未来なんじゃないか?という気がする。そういう風潮はもうすでにあるし、後は時間の問題かな。
Comments