2008/10/22 水 | 2008.10
覇権
最近何かとマジメな話題を続いているこのブログであります。ここで取り上げる話題はどれもボクの機嫌と興味しだいなので、すごーくくだらないか、ちょっとくだらないかに分けることが出来そうですが、今日も飽きずに最後まで読んでください。
最近気になったニュースで、「ブラジルに巨大油田発見!」というのがあります。どのぐらいデカいかというと、世界第3位の規模になる可能性があり、この30年の中では最大の発見なのではないか、との事。地球の裏側だし僕らには関係ないように思えるけど、実は世界規模で考えるととんでもない事なのです。なぜなら、ニュースの通りだったとしたら、ブラジルが南米のサウジアラビアになるかも知れない、からです。
アメリカは中東で好き放題しているのにも関わらず、サウジとだけは友好関係を保っているのは石油があるから。そしてそのアメリカが傾きかけている今、ブラジルが石油をバックに中南米に君臨するのはもちろんのこと、アメリカにだってタイマンを張れる存在になるとしたら変な話、世界の権力配分図が変わるかもしれない、ということなのです。それだけでなく、ブラジルやアルゼンチンは経済的にもガンガン来ているので、アメリカから見れば
「飼い犬に手を噛まれた」と思っていたら、「実は首元まで噛み付かれていた」という展開もありえるのだ。僕らが生まれてからアメリカは常に世界のトップにあって、何事においても「一番」とい認識でいたけど、もしかしたら大変な交代劇がそのうち見れるかもしれない。
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